Raspbian のアプリケーションやフォルダをディスプレイ中央で常に開く方法
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Raspbian のウィンドウ表示位置を中央にするには、Openbox の lxde-pi-rc.xml で設定する。念のためバックアップを取ってから編集。
cp ~/.config/openbox/lxde-pi-rc.xml ~/.config/openbox/lxde-pi-rc.xml.org
nano ~/.config/openbox/lxde-pi-rc.xml
lxde-pi-rc.xmlを開いたら、<applications> 内に以下を追記する。
<application class="*">
<position force="no">
<x>center</x>
<y>center</y>
</position>
</application>
再起動して適用。これでアプリケーションやフォルダがディスプレイの真ん中で開くようになった。
環境
- Raspbian Jessie with PIXEL (2017-03-02 版)
- Openbox 3.5.2-8+rpi3
参考
placement 指定による挙動
デフォルトでは、まず中央に開き、次からは空いているスペースにウィンドウが開く。この挙動もまた lxde-pi-rc.xml で設定されている。<placement> の部分に記述が見られる。
試しに <placement> の <policy> の内容をデフォルトの Smart から UnderMouse に変更してみると、マウスポインターの位置が基準になった。例えばデスクトップ右下に配置したフォルダをポインターで開くと、そこを基準にしてウィンドウが現れる。Smart のように空いている場所を目指さない。また、<center> の内容を yes にしない (あるいは <center> そのものを消去してしまう) なら、中央ではなく左上に合わせて開くようになった。
これらの項目では常時中央に指定することが出来そうにない。